派遣社員で働くなら英文事務！時給相場と高時給＆リモート可能な理由を解説

事務職は派遣社員の中でも特に人気のある職種ですが、その中でも注目されているのが「英文事務」です！

高時給で、在宅勤務が可能な案件も多いことから、近年ますます人気が高まっています。

しかし興味はあるけれど、「自分の英語レベルで大丈夫かな？」と不安に思う方も多いのではないでしょうか？

今回は、私自身が未経験から派遣社員として事務職に就くことができた経験があるので、

そのときの英語力や、実際に働いていた会社や業務内容などもざっくりとご紹介します。

あわせて、派遣社員として働く事務職の中でも、

英文事務がなぜおすすめなのかを時給相場・仕事内容・働き方の観点から詳しく解説します！

派遣社員の「事務職」ってどんな仕事？

「事務職」と一口に言っても、実際はさまざまな種類があります。 仕事内容や求められるスキル、時給などにも違いがあるため、自分に合った職種を選ぶことが大切です。

ここでは、代表的な4つの事務職についてご紹介します。

一般事務

もっともスタンダードな事務職です。

電話対応・データ入力・書類作成・ファイリングなど、幅広い業務をサポートする役割を担います。

営業事務

営業担当のサポートをする事務職です。

受発注業務や納期管理、請求書の作成、在庫の確認など、社内外とのやりとりが多くなります。

業務量は多めですが、営業の方々を支えている点でやりがいも感じられる職種です。

経理事務

お金に関わる業務を担当する専門性の高い事務職です。

伝票処理・仕訳・月次処理・決算サポートなど、企業の財務を支える重要な役割です。

簿記の資格や実務経験があると、さらに高時給を狙えます。

英文事務

英語を使った文書作成やメール対応、資料翻訳などを行う事務職です。

外資系企業や海外との取引がある企業で求められています。

英語力が求められる分、他の事務職よりも時給が高く、リモート勤務もしやすいのが魅力です。

事務職派遣社員の時給相場は？【2025年】

派遣事務の平均時給は1,300〜1,700円程度となっていますが、

一般事務よりも、英文事務や経理事務は時給1,700〜2,200円などと高めに設定されています。

(※地域や職種によって時給に大きな違いがあります!)

派遣事務・職種別の時給相場

職種	時給相場	備考
一般事務	1,600円前後
営業事務	1,600円前後	地域や企業によって異なる。
経理事務	1,700円〜2,100円	専門性が高く、経験者はさらに高時給。
英文事務	1,700円〜2,200円	英語スキルが求められるため、他の事務職より高時給。

(参考: はたらこねっと 派遣の職種平均時給【2025年4月 関東版】https://www.hatarako.net/contents/heikin_jikyu/)

このように、地域や職種によって時給相場は大きく異なりますが、「英文事務」は全国的に見ても安定して高時給が狙える職種だと言えるでしょう。

次の章では、英文事務がなぜ高時給なのか、その理由を深掘りしていきます。

派遣社員・英文事務はなぜ高時給？その理由とは

事務職の中でも特に高時給な傾向がある「英文事務」。

なぜ英文事務は、他の事務職に比べてこれほど時給が高いのでしょうか？

その背景には、英語スキルの希少性と企業ニーズの高さがあります。

外資系企業やグローバル企業での需要が高い

英文事務の多くは、外資系企業や海外とやりとりのある日本企業が求人元です。

実際の業務の中でも「英語でのメール対応」「英文資料の作成」「会議資料の翻訳」などが日常的に発生します。

他にも、以下のような業務も多く見受けられます。

• レポートの集計・作成
• 外国法人の顧客からの問い合わせ対応
• 会議室予約対応、備品管理

これらの業務は、単なる事務スキルだけでは対応できないため、

「英語が使える人材」に対しては高めの時給を設定する傾向があります。

英語力がアピールポイントになる

英文事務の求人には、TOEIC600〜700点以上を目安としているものが多くあります。

ただし、必ずしも“完璧な英語”が求められるわけではありません。

多くの職場では、定型文やテンプレートの英文対応が中心になるため、

読み書きを中心とした「実務で使える英語力」があればOKという企業も少なくありません。

そのため、英語が得意ではなくても、最低限の英語スキル＋PCスキルがあれば採用されるチャンスがあります。

派遣社員・英文事務は在宅勤務しやすい？リモート可能な理由は？

PCで完結する業務が中心だから

英文事務の主な仕事は、英文メール対応・資料作成・翻訳・データ入力など、パソコンが1台あれば完結する業務が多くあります。

紙の書類を扱うことが少なく、FAXや電話対応も最小限のため、在宅でも問題なく業務を進められるケースが多いのが特徴です。

社内のやりとりはオンラインでOKだから

外資系企業やグローバルな企業では、もともとオンラインでのやり取りが主流になっています。

• 社内ミーティングはZoomやTeams
• 社内連絡はSlackやチャットツール
• 社外との連絡も基本はメール

といったように、「対面じゃないと困る」場面がほとんどありません。

そのため、出社を前提としない働き方がしやすく、

派遣でも「在宅メイン」の働き方が実現できる可能性が高いです。

「週2日リモート」など柔軟な働き方も多いから

実際の派遣求人でも、英文事務を扱う外資系企業や海外とやりとりのある日本企業は、

以下のように柔軟な働き方が可能な案件が多いです。

• 完全在宅（フルリモート）
• 週1〜2日の出社のみ
• 初回研修後は在宅勤務OK

体験談: 未経験でフルリモート英文事務職に採用！どんな会社だった？

私が実際に働いた、英文事務職の会社・業務内容をざっくりとご紹介します！

応募時のスキル	事務職未経験　TOEIC 840点
派遣先企業	外資系企業の日本支社
勤務場所	自宅 (フルリモート)
時給	1600円 (手取り前の月収26万前後)
業務内容	英語でのデータ入力・資料作成、英語での会議参加

時給は、英文事務にしてみれば、平均より100円程低かったかと思います。

しかしフルリモート勤務だったので、ストレスフリーな毎日を過ごせていました！

また、英語の会議はありましたが、リーダーの方がチームの意見として発言することが多く、

私自身が英語で発言をする機会はほとんどありませんでした。

(チーム参画後に、自己紹介を英語でしたくらいです。)

ただし、英語の資料を読んで理解する、英語会議の内容を理解する必要はあるので、

英語の読み書きやリスニングは、ある程度できることが求められます。

未経験から派遣社員・英文事務を目指すために準備しておきたいこと

「英文事務に興味はあるけど、自分にできるかな…？」と不安に思う方も多いかもしれませんが、

実は、しっかり準備すれば未経験からでも挑戦できる職種なんです！

未経験でも英文事務を目指すために整えておきたいスキルやポイントをご紹介します。

英語力の証明があると安心感アップ

英文事務では、日常的に英語の読み書きが発生します。

そのため、TOEICや英検などのスコアがあると、企業側もスキルを判断しやすくなります。

特にTOEICであれば、600点〜700点程度を目安にしている求人が多めです。

ただし、すべての求人がスコアを必須としているわけではなく、

「英語が好き」「学ぶ意欲がある」ことを面談時に伝えられればOKなケースもあります。

基本的なPCスキルも忘れずに

英文事務では、WordやExcelを使って文書を作成したり、表やデータをまとめる業務もあります。

とくにExcelは、VLOOKUPやIF関数などの基本的な関数が使えると好印象です。

未経験の場合でも、PCスキルに自信がある人は歓迎されやすい傾向にあります。

派遣会社選びも成功のカギ

意外と見落としがちなのが、「どの派遣会社に登録するか」という点です！

派遣会社にはそれぞれ得意分野があり、英文事務に強い会社もあれば、

一般事務や販売職中心の会社もあります。

英文事務を目指すなら、以下のような特徴のある派遣会社を選ぶのがおすすめです。

• 英語スキルに応じた求人を紹介してくれる
• スキルチェックや無料講座が充実している
• 外資系・グローバル企業の求人が豊富

登録前にホームページや口コミをチェックして、自分の希望に合った会社を見極めましょう。

まとめ｜派遣社員で安定して働くなら「英文事務」は大きなチャンス！

「英文事務」は、事務職の中でも高時給・在宅勤務可能・将来性ありという三拍子がそろった魅力的な職種です。

特別な資格が必要と思われがちですが、TOEIC600点程度＋基本的なPCスキルがあれば、未経験でも目指せる求人が多数あります。

また、外資系企業やグローバルな環境で働けることから、キャリアアップにもつながるのも大きなメリットです。

特にこんな方に派遣・英文事務はおすすめです：

• 英語を使った仕事がしたい
• 通勤に縛られず、在宅勤務で働きたい
• できれば高時給で効率よく働きたい
• 将来的に英語や事務スキルを活かして転職・正社員を目指したい

最初の一歩としては、自分の英語力を活かせるかチェックしながら派遣会社に相談してみてはいかがでしょうか。