この記事では、在宅勤務の実態を体験談としてシェアしていきます!

事務職とITエンジニアで、フルリモートワークを実現しました。
-管理者のフルリモート勤務歴-
- 派遣社員として、2つの職種(事務 / ITエンジニア)で完全在宅勤務を経験
- 週5日のフルリモート勤務をして、通算1年7ヶ月以上。
在宅勤務がしたいけど、
「どんな仕事ならできるの?」「実際どんな風に働いてるの?」
…など、あなたも同じような疑問を一度は持ったことがあるのではないでしょうか?
この記事では、実際に私が経験した職種や仕事内容、そして月収も赤裸々にご紹介します。
「オフィスに通わなくても、こんな働き方があるんだ」と、知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。また、ブログ管理者と同じように、フルリモート(完全在宅勤務)を勤務を希望している方の参考になれば幸いです。
実際に経験した在宅勤務
事務職 (フルリモート)
仕事取得方法 | 派遣会社への登録 |
雇用形態 | 派遣社員 |
仕事内容 | データ入力、書類作成(Excel/Word)、オンライン会議への参加 |
給与(月収) | 額面約26万円 (時給1600円) |
契約更新のために気をつけていたこと | コミュニケーション、丁寧な進捗報告 |
ワークライフバランス | とても良い。残業なし。 |
探した方法と実際の仕事内容 (フルリモート事務職)
フルリモート1社目は、派遣会社経由で応募した事務職です。
「在宅勤務」「事務職」「未経験OK」などのキーワードで検索をして、条件に合う求人を探しました。
事務職は未経験でしたが、
業務内容は、データ入力や書類作成、オンライン会議への参加など、パソコン操作に慣れていればスムーズに始められる内容でした。
WordやExcelを使う機会が多かったですが、特別なスキルが必要というわけではありませんでした。ただ、自分で解決する力があると良いかと思います。
といってもそんなに難しいことではなく、ちょっとした操作が分からなければ、Google検索等で調べればすぐに解決できる内容です。
もしも事務経験があれば、採用の可能性はぐっと上がると感じています。
契約更新のために意識したこと (フルリモート事務職)
契約更新をしてもらうために意識していたのは、こまめな進捗報告と、チャットでの丁寧なコミュニケーションです。
特に在宅勤務だと相手の顔が見えないぶん、報連相がとても大事になりますよね。
気になる月収は? (フルリモート事務職)
給与は時給1600円で、月収は額面で約26万円ほど。
フルタイム、週5日勤務です。
ちなみに派遣先の会社は東京にオフィスがありましたが、
関東エリアの未経験の派遣社員としては平均的な時給かと思います。
関東エリアの2月の平均時給は、未経験歓迎の派遣求人案件の全職種平均で1545円でした。
引用元: はたらこねっと 平均時給レポート
ちなみに、オフィスが東京にあったとしても、全国から応募可能でした。
実際に、地方からフルリモートで勤務している同僚もいたので、だれにでもフルリモート勤務を実現するチャンスはあるなと思いました。
ただ、派遣社員であったため、ボーナスはありません。月収およそ26万の場合の年収は、
26万円 x 12 か月 = 312万円 となるかと思います。

神奈川県で一人暮らしをしていますが、年収300万円代での生活は、ほとんど生活費に消えていました。貯金はあまりできていませんでした。
ワークライフバランス (フルリモート事務職)
月収をもう少しあげたいと思ってましたが、それでも、毎日通勤していた頃に比べて、家でゆっくりコーヒーを飲んだり、静かに仕事に集中できる時間が持てるようになったのは、とても大きな変化でした。
残業もなく、定時でスパッと終われることで、仕事の後も自分の時間をしっかり確保できていました。精神的な負担もほとんどありませんでした。定められた量を定められた時間内に終わらすという時間的なプレッシャーは少しありましたが、業務内容の難易度が高すぎるということはありませんでした。
フルリモートの事務職は、ワークライフバランスが最高でした!

貯金はあまりできていませんでしたが、ストレスの少ない働き方を経験できたことは、今でも大きな財産だと思っています!
ITエンジニア
仕事取得方法 | 派遣会社への登録 |
雇用形態 | 派遣社員 |
仕事内容 | 顧客折衝、障害対応、書類作成、オンライン会議の参加 |
給与(月収) | 額面約37万円 (時給2400円) |
契約更新のために気をつけていたこと | コミュニケーション、進捗報告、日々学習 |
ワークライフバランス | 良い。技術キャッチアップのため自己学習は必須。 |
探した方法と実際の仕事内容 (フルリモートITエンジニア)
フルリモートの事務職を経験したあと、
「もう少し給与の幅を広げたい」と思い、思い切ってIT業界への転職を決めました。
次に経験したのは、ITエンジニア(インフラ運用保守)の仕事です。
こちらも未経験からのスタートで、派遣会社を通じて求人を見つけました。
ITエンジニアの転職前に、CCNAという資格を1つ取得しました。
職務内容は事務職に比べるとより専門的で、
主な業務は顧客とのやりとり(顧客折衝)、障害対応、書類作成、会議への参加など。
ネットワークやサーバの基本知識も求められたので、最初はIT用語やツールの使い方に戸惑うことも多く、「自分にできるかな…続けられるかな…」と不安になる場面も正直ありました。
しかし未経験だからこそ、少しずつできることを増やしていく気持ちで向き合うことが大切だと感じていました。
会社の方々から何か言われたとかではなく、勝手に自分自身に落胆し、苦しい日々を過ごしていたことも正直ありました。それでも、分からないことは調べながら、少しずつ知識と経験を積んでいきました。
契約更新のために意識したこと (フルリモートITエンジニア)
契約更新やスキル向上のために、日々の学習に取り組みました。
もちろんできない日もありましたが、技術トレンドの変化は早く、未経験でのエンジニア転職は、自主的な勉強は必須だと感じています。
また、技術よりも前に、社会人としてのきちんとした振る舞いは大切ですよね。
フルリモートでの事務職同様、こまめな進捗報告や、チャットでの丁寧なコミュニケーションも日頃から意識して取り組んでいます。
気になる月収は? (フルリモートITエンジニア)
給与は時給2400円で、月収は額面で約37万円ほど。
フルタイム、週5日勤務です。
年収にすると、
37万円 x 12か月 = 444万円
未経験でも、スキルを身につけていけば派遣社員でも時給2,000円以上に収入を上げることができるということは、私にとって大きな自信になりました。
また、正社員ではない雇用形態を選ぶことは、リスクを感じてはいましたが、
未経験でこの年収を実現できたため、現状は満足しています。
ワークライフバランス (フルリモートITエンジニア)
派遣社員というのもあり残業の少ない案件を選択しています。
そのため、通勤時間もなくワークライフバランスも良好ですが、自己学習とのバランスをとる必要があります。
仕事後の数十分を使って勉強するだけでも、スキルの維持や向上には必要だという気持ちでいます。
現在もITエンジニアを続けていますが、苦しい部分がありながらも続けられているのは、
- テクノロジーへの興味がある
- 安定した収入
この2つが大きいです。
エンジニアとしての給与は、会社や経験次第では大幅な年収アップを実現できる業界だと感じています。
また、派遣社員でも4,000円や5,000円以上の求人があります。
技術向上と就業場所を上手に選択していくことで、今後は正社員やフリーランスという選択肢も視野に入れて働き方をさらに自由にしていきたいと思っています。
まとめ: 在宅勤務という選択肢で、働き方の自由度は広がる
この記事では、私が経験した2つの在宅勤務の仕事 (事務職・ITエンジニア) について、仕事内容や働き方、月収などをお伝えしてきました。
どちらの仕事にも、それぞれ違った魅力がありました。
- 事務職は、未経験でも始めやすく、ワークライフバランスがとても良い仕事でした。
- ITエンジニアは専門性が求められるぶん、スキルと収入の両面で成長できる働き方です。
どちらにも共通していたのは、在宅勤務によってストレスがぐっと減り、自分らしい時間の使い方ができたことです。
「未経験だから無理かも…」と思っている方もいるかもしれません。
実際、私自身もそうでした。
それでも、少しずつ経験を積みながら理想の働き方を実現することができました。
一人で静かに働くのが好きで、毎日の通勤も避けたかった私にとって、
完全在宅勤務という選択は、心にも体にも大きなゆとりをもたらしてくれました。
「在宅勤務について、少しだけ求人を見てようかな」
そんな気持ちがわいてきたら、その一歩を大切にしてみてください。
小さなきっかけでも、少しずつ、自分の望む働き方や日々の過ごし方に近づいていけるはずです。

「今の働き方を変えたい」「もっと自分に合った働き方を見つけたい」
そんなふうに感じているあなたにとって、この記事が少しでもきっかけになれば嬉しいです。