
未経験から、フルリモートの派遣事務職とIT派遣エンジニアを経験しました!
あなたは、今の働き方が好きですか…?
働き方にはいろいろな選択肢がありますよね。
正社員、契約社員、派遣社員、パート、アルバイト、業務委託等など。
働き方に関して、特にここ最近で私が感じているのは、
「どれかが正しい、1番、将来的に有利……」といったことが全てではなく、
“自分がどんな暮らしを送りたいか” を軸に、働き方を選択できる時代になってきている、ということです。
私自身、これまでに正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、業務委託を経験してきました。
その中でも、未経験から派遣事務職、IT派遣エンジニアに転職したことは、心と体にゆとりをもてる大きな転機になりました。
実際に派遣社員として働いてきた中で見えてきたのは、派遣という働き方に合うタイプ・続けやすい人には、ある程度の共通点があるということ。
今回は、そんな私の経験をふまえて、派遣社員として働く女性に多い特徴や、向いている人・続く人の傾向について解説していきます。
「派遣ってどうなんだろう?」「私に合ってるのかな…」と感じている方の参考になれば嬉しいです。
派遣社員として働く女性に多い特徴は?
派遣社員女性の特徴1: 年齢・働き方の傾向
派遣社員として働いている女性は、20代後半, 30代、40代、50代くらいまでどの年齢層の方もいらっしゃいます。
私自身の体感としては、20代後半から40代が多い印象です。
特に20代後半〜30代の派遣社員女性は「これからの働き方を見直したい」「ワークライフバランスを大切にしたい」という思いで、派遣というスタイルを選んでいる方が目立ちました。
働き方もさまざまで、私のようなフルタイム勤務の方もいれば、週4日や時短勤務を選んでいる方もいます。また、残業が少ない案件を選ぶことができれば、プライベートの時間をしっかりと確保することもできます。

勤務時間がフルタイム or 時短など柔軟に相談することができるのは、
派遣社員として働くことの魅力の1つではないでしょうか🌷
派遣社員女性の特徴2: 性格や考え方の共通点
派遣社員で働いている女性と接してきて印象的だったことは、
- 柔軟さ
- 割り切る力
- 独立志向
といった性格や考え方の持つ方が多かったということです。
私自身もそうなのですが、たとえば「正社員じゃなきゃダメ」と決めつけるのではなく、
「今の自分に合った働き方を選びたい」という柔軟なスタンスの方が多く見られました。
また、仕事に対して自立した視点を持ち、自分で責任をもって行動できる方が多い印象です。
派遣社員という雇用形態は、派遣先の企業側と労働者側が同意の上で、数ヶ月ごとに契約の更新を行うケースが一般的です。
このため、「この仕事を続けるかどうか」を企業側だけでなく、労働者側も選べるという自由さがありますが、
一方で、派遣先の経営状況、派遣社員の勤務態度・成果によっては契約が更新されない可能性もあるのが現実です。
そのため、これまで出会ってきた派遣社員として働く女性は、
感情に左右されず、任された仕事を淡々とこなし、安定した成果を出すタイプが多かったように感じます。
派遣社員女性の特徴3: スキルや経験に関する傾向
職種にもよりますが、たとえば派遣事務職の場合は「基本的なパソコンスキル(Word・Excelなど)」がある人が多いです。
特別な資格を持っていなくても、タイピングができる・簡単な表計算ができる、というスキル感で十分に対応できている方も多くいました。
私自身は未経験から、フルリモートの派遣事務職へ転職することができましたが、
周囲には、結婚・出産・親の介護などライフスタイルの変化をきっかけに、正社員→派遣社員へと雇用形態を切り替えた女性もいらっしゃいます。
その方は前職(正社員)での事務経験があったので、即戦力としてすぐに現場で活躍されていたのが印象的でした!
新卒で入社する場合と違って、派遣社員は「即戦力」が求められるケースが多いのも特徴の一つです。
そのため、応募前の段階で「希望職種に必要とされるスキルや経験」を履歴書などにしっかり盛り込めることができると、採用される確率がぐっと上がります。
もちろん「未経験OK」の求人もありますので、所属している派遣会社の担当者と相談しながら、自分に合う求人を選んでいくのが次につながる第一歩になります。

子育てや家庭との両立のために、あえて派遣社員という柔軟な働き方を選んでいる女性にも多く出会ってきました。
長く続けやすい派遣社員女性の共通点
「派遣社員女性の特徴2: 性格や考え方の共通点」でも触れたように、
派遣社員は、数ヶ月ごとに契約を更新しながら働くスタイルが一般的です。
中には、初回の契約で終了する方もいれば、1年以上同じ派遣先で働き続ける方もいます。
ここでは、長期的に働き続けたい場合に共通して見られる特徴についてまとめました。
スキル以外に大切なこと
スキルや経験があっても、派遣先で長く働き続けるためには、日々のコミュニケーション力や姿勢がとても重要です。
実際に周りの派遣社員の方々を見ていて、「この人と一緒に働きたいな」「安心して任せられるな」と思われる方には、次のような特徴がありました。
- 挨拶をきちんとする
- 報連相(報告・連絡・相談)をこまめに行っている
- 分からないことを素直に「教えてください」と聞ける
- 業務に対して前向きな姿勢を持っている
こうして振り返ってみると、これらは正社員・派遣社員・アルバイトといった雇用形態に関係なく、誰にとっても大切なポイントだと改めて思います。
「こんなの当たり前じゃない?」と思う方もいるかもしれません。
でも実際には、フルタイムで週5日働いていると、疲れてしまったり、忙しさに追われたりすると、意外とおろそかになってしまうこともあるんですよね。
毎日を丁寧に積み重ねるのは簡単なようでいて、実はすごく大事な力だと感じています。
また、派遣先の企業では、基本的にチームの一員として働くことが一般的です。
そして最近では、在宅勤務の機会も増えています。
だからこそ、
「小さなことでもきちんと共有する」「(状況を見て)遠慮しないで質問をする」
そんな積み重ねが、結果的に大きな信頼につながっていきます。
私自身も、最初は「こんなこと聞いていいのかな…」と戸惑うことがありました。
でも、分からないことは放置しないですぐに相談することが、結局は自分にも周囲にもプラスだと気づいた時がありました。
契約更新されやすい人の特徴
また、契約更新されやすい派遣社員の共通点を見ていると、
スキルの高さだけでなく、「日々の安定した働き方」が重視されていることを感じます。
たとえば、こんな特徴があります。
- 出勤・業務態度が安定している(遅刻・欠勤が少ない)
- 小さな気遣いができる(チャットの返信が丁寧、相手を思いやる一言がある)
- 指示に対してスムーズに対応できる
これらは、長く同じ職場で働き続けている派遣社員の女性たちに、共通して見られる特徴です。
私自身も、フルリモートの派遣事務職をしていた頃には、特にこの点を意識して働いていました。
大きな成果を出さなければいけないわけではなく、
「毎日、きちんと仕事をこなしてくれる」という安心感が、次の契約更新につながっていると感じました。
派遣社員という働き方では、
スキルだけでなく、日々の小さな積み重ねこそが最大の信用につながる。
そんなふうに、私自身の経験からも強く実感しています。
実際に働いて感じたこと【体験談】
自分が派遣社員として働いて気づいたこと
私自身は、未経験から派遣事務、そしてITエンジニア職と、派遣社員として働く経験をしてきました。
最初は正直、「ちゃんとやっていけるかな」「契約更新されなかったらどうしよう」と不安な気持ちもありました。
でも実際に働き始めてみると、
前述の通り、特別なスキルや目立つ成果を出さなくても、日々の積み重ねを大切にすれば、信頼を得られることに気づきました。
繰り返しにはなりますが、
- 毎日きちんと業務に向き合うこと
- 分からないことを素直に聞くこと
- 同僚とコミュニケーションとしている前向きな姿勢
といった、基本的なことを大切にすること。
この積み重ねで、不安は少しずつ小さくなっていきました。
周りにいた「向いてる人」「向いてない人」の違い
「続けやすい人」と「続けにくそうな人」には、少しだけ共通点があると感じました。
向いていると感じた方は、
- 柔軟に環境に適応できる
- 必要以上に期待しすぎず、自分のペースで働ける
- 淡々と業務をこなすことが得意
一方で、続けにくそうに感じた方は、
- 周囲と自分を比較して落ち込みやすい
- 職場に対して「もっとこうしてほしい」と強く期待しすぎる
- 「自分は派遣社員だから…」と後ろ向きな気持ちになりがち
- 指示がないと動きにくい(指示待ち姿勢)
特に感じたのは、
「自分は派遣社員だから…」と後ろ向きになってしまう姿勢
があると、同じ派遣社員同士でも、周囲からの印象に差がつきやすいということです。
もちろん、派遣社員には就労契約で定められた業務範囲があり、線引きを意識することはとても大切です。
万が一、不当な扱いや、契約外の業務に違和感を持った場合は、
派遣元の担当者に相談することが正しい対応だと思います。
ただ、日々の業務において、
「派遣だから仕方ない」「派遣だから雑にやってもいい」といった後ろ向きなスタンスで取り組んでしまうと、どうしても周囲との信頼関係を築きにくくなってしまいます。
誠実に、自分の担当業務に向き合う姿勢が、
最終的には大きな信頼につながるのだと、私自身も派遣社員として働く中で感じました。
不安だったけど乗り越えられたポイント
派遣社員として働いた最初の頃は、「こんなことを聞いていいのかな」「ミスしたらどうしよう」と、小さな不安に何度も立ち止まりそうになりました。
でも、そんな不安を乗り越えられたのは、
「分からないことは放置しないで、素直に聞く」という基本を大切にしたからです。
- 迷ったらすぐに相談する
- 自分ひとりで抱え込まない
- 小さな成長を自分で認めていく
そして、この中で私が意識していたのは、「自分ひとりで抱え込まない」ことです。
業務に関しては、
まず「この人なら質問しやすいかも」と思える人を見つけることを心がけていました。
また、派遣元の担当者と良好な関係を築くことも意識しています。
派遣先で何か気になることがあった場合でも、派遣元の担当者との関係が良ければ、早い段階で相談できるので安心です。
問題が大きくなる前に、契約更新に影響が出る前に、小さな違和感のうちに相談する。
これがとても大切だと、派遣社員として働きながら日々実感しています。
このような日々を重ねるうちに、少しずつ自信がついていきました。
完璧を目指さなくても大丈夫です。

「今日できたこと」を大切にするだけでも、
未来はちゃんと変わっていくんだと今なら思えます。
まとめ:「自分らしい働き方」がいちばんの軸
今回は、派遣社員として働く女性に多い特徴や、向いている人・続きやすい人の傾向についてお伝えしてきました。
でも結局のところ、
どんな特徴があったとしても、「続けられるかどうか」は自分次第だと、私は思っています。
たとえ今、「自分には向いていないかも」と感じることがあったとしても、
働きながら少しずつ成長していけるし、環境に慣れていくことだってできます。
無理に誰かの理想像に、自分を当てはめる必要はありません。
「自分が大事にしたいこと」やライフプランを基準にして働き方を選ぶことも、
長く心地よく働き続けるためには大切なことのひとつだと、自身の経験を通して実感しています。